高級なパンフレット作成を行なうには
パンフレット作成において、高級感を出したいのであればまずは印刷用紙選びに注意しましょう。
コート紙にすると光沢があり色の発色もよく、高い品質の高級なパンフレット作成が可能です。
ただ、光沢を抑えたマットコート紙も落ち着いた雰囲気に仕上がり、こちらもしっとりとしたコート紙とはまた違った雰囲気の高級感があふれます。
透明フィルムを圧着して表面に更なる光沢を施したコートPP加工紙やマットPP加工紙などもあります。
パンフレット作成においてはあまり関係ないかもしれませんが、水をはじく特性を持たせた撥水加工のある紙などもコストは高めです。
印刷屋で紙見本を実際に見て触ってみておすすめのものを選ぶようにするとよいでしょう。
表紙に加工をプラスするのもよいです。金色の箔押しを施してあると高級感アップします。さらにエンボスを入れてみたりラメの入ったPPをしたりいくらでも工夫することはできます。ポケットフォルダーの形にして、中にさまざまな資料を入れ込むのもいいです。
パソコンで自分でパンフレット作成することもできます。しかしながらインクジェットプリンタならインクジェットプリンタ専用の紙しか使えません。プリンタ用の光沢のある紙もありますが、薄くてどうしても高級な印象にはならないので、印刷屋やデザイン会社などプロにお願いした方がおすすめです。自分でするとしても用紙代やインク代もそれなりにかかるので、コスト削減とはならないのです。
用紙やデザインだけでなく、他と違ったパンフレット作成をすることでも高級感は出せます。バッグの形にしたり、三角折りしたりと形を変えるのです。インパクトも強くなり、手にとって見たいと考える人も多くなるでしょう。ただ、普通の印刷と違う形ということでコスト面はどうしても高くなります。
用紙の折り方にも階段折りや蛇腹折りなど特殊折りがあるので差をつけることもできます。折りこんだ形は長方形でもリーフレットを展開すると特殊な形になるものもあります。折っているものを開くと飛び出す加工がしているものだと子供たちに人気の飛び出し絵本のようなわくわく感も出てきます。
海外のパンフレットの中には、単語帳型やレコード型などさまざまな形のものもあります。
できるだけコストをかけずに作成したいのであれば用紙選びや表紙の加工程度となりますが、ある程度予算があったり、発行部数が少なくて済むのであれば形の面でも工夫を凝らすのもよいでしょう。